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憧れのロケーションフォト!雨が降ったらどうなるの?

こんにちは!フォトプランナーの井上です。

春の息吹を感じる季節になりました!春と言えば前撮りの季節です。

前撮りの中でもロケーションフォトは春が一番の人気シーズンです。

憧れのロケーションフォト=青空の下で笑顔の新郎新婦

というイメージを思い浮かべる人が多いと思いますが、実際は撮影日が雨になってしまう可能性もあります。雨が降ったらロケーション撮影はどうなるのか?の疑問にお答えします。

雨天時の一般的な対応

前撮りロケーション撮影日が雨の場合の対応は、撮影業者によって異なります。

洋装(ドレス&タキシード)なら別日に変更、和装(打掛&紋付)なら雨天決行というところが多いのではないでしょうか。

洋装(ドレス&タキシード)の場合

洋装はどうしても地面にドレスがついてしまうので、雨では撮影することができません。ところが撮影日の変更には撮影業者と新郎新婦の双方の日程を調整する必要があるため、新郎新婦の希望日に変更できるとは限りません。また変更後の日程で雨が降る可能性も捨てきれないわけなので、雨天時はロケーションフォトではなく、自動的に室内のスタジオ撮影に変更されるという業者もあります。

和装(打掛&紋付袴)の場合

和装の(打掛)場合は裾が地面につかないようにおからげというものをしているので、和装は雨天でも和傘を差して撮影することが多いようです。撮影業者によっては洋装同様に自動的に室内のスタジオ撮影に変更されるところもあれば、雨天時のリスクを考慮して茶室や和室があるロケーション場所のみを案内するというところもあります。

※「おからげ」とは、着物の裾を身丈に合わせて持ち上げること。

雨天ロケーションフォトのメリット

ロケーションフォトは日本庭園や茶室、整備された公園など、有料施設をお借りして撮影することが往々にしてあります。雨天時には有料施設の一般客が少なくなりますので、新郎新婦のロケーションフォトに一般客が写り込んでしまうこともなく、スムーズに撮影ができます。

またさんさんと太陽の光が降り注ぐ晴天よりも、曇りや雨の方が顔に影が入らず写真がきれいに仕上がります。

撮影日が雨予報だったらどうする?

開始時間をずらせないか交渉してみる

「午前中は雨、午後から曇り」とか「午前中はギリギリ曇りで、午後から雨」という場合は、決まっている撮影時間を雨ではない時間にずらせないか交渉してみるのも一つの手です。

撮影日によっては前後に予約が入っていてずらせないこともありますが、もしかしたら臨機応変に対応してくれるかもしれません。

別日に変更する

どうしても晴天の下で撮影したい場合は、撮影日を変更してもらいましょう。撮影業者の規定によって何日か前までなら無料で変更できることがほとんどです。しかし、その期日を過ぎてからの変更は料金がかかる場合が多いです。実際の天気は当日になるまで分かりません。早とちりして変更したものの、当日は雨の予報がずれて晴れだった!ということもありますので、できればギリギリまで粘って判断した方がいいと思います。

ロケーション撮影場所を変更する

屋外のみの撮影予定だったのを、茶室や屋内で撮影できる場所がある施設に変更するという案もあります。撮影許可申請料金は余分にかかってきてしまいますが、ずっと屋外というよりは、屋外半分、屋内半分と言う方が精神的に気楽です。

諦める

天気は人生のように自分の思い通りにはなかなかいきません。晴れの日もあれば雨の日もあります。結婚を決めたふたりだったら大丈夫!雨だったことも含めて「良き思い出」になるように気持ちを持っていきましょう。

※写真の文章は「きっと明日はいい日になる」田口久人さん著

まとめ

おふたりが楽しみにしていたロケーションフォトを成功させるため、雨天時のことも考えておきましょう。どうしても雨になってしまった場合は、雨を楽しんでしまうのも手!雨だからこそのロケーションを楽しみましょう。